小2松江塾ママブロガーかくこの斯斯然々【初代公認】

松江塾に通っている子どものことや自称教育ママの様々な気づき、たまに推し事について綴っています

かくこは見た〜年々受験者数が増加する小学校受験を考える前に読んで欲しいこと〜

 

ボネ子先生がママ友についてわかりやすく

書いて下さっている。

真島先生がそれをモンスターと呼んだことで

 

私もお受験を通して色々思うことを

 

火サスのテーマソングと共に

 

お送りしたいと思います。

 

 

これは私が小学校受験を通して見た

(家政婦は見た風に)

 

闇を振り返るものです。

 

 

今回はお受験ママモンスターについてです。

 

 

模試の後執拗に

問い詰める母親

(崖の上で問い詰めてる感じ❓)

 

 

 

これはある会場で行われた統一模試。

 

いつものように入り口で受験票を提出し

 

終了時間を確認したのち息子を送り出す。

 

 

試験はペーパーと呼ばれる筆記の考査と

 

この日は行動観察と運動もセットになっていた。

 

 

運動の試験では学校にもよるが

 

ただボールをドリブルすればいいわけではない。

 

コーンが置いてありジグザグにドリブルをするなど

 

一連の流れを覚えなければいけない。

 

指定された場所でボールを上に投げてキャッチしたり

 

スキップで移動したら平均台を歩いたあと

 

手を3回叩いてジャンプするとか

 

片足バランス20秒など様々なことをやる。

 

行動観察とセットにしてゲーム形式にして

 

チームの様子まで見るケースもある。

 

先生が一度お手本を見せてくれるので

 

その指示通りにできるかが鍵となる。

 

別にパーフェクトに出来なくて良い。

 

だが出来なくても指示と全く違うことを

 

したり、出来なくて途中でやめてしまっては

 

ダメなのだ。

 

某国立小学校の試験では大定番の

 

クマ歩きというのも必ず練習する。

 

クマ歩きとはクマのように

 

地面に手をついて四つん這いになって

 

歩くものなのだが

 

大人もやってみると

 

しっかりお尻は上げなければいけなかったり

 

キレイなフォームで早く歩くのは結構大変だった。

 

縄跳びやボール投げが出ることもあるので

 

体操教室に通う人も多い。

 

 

 

小学校受験では

 

勉強だけではなく、しっかり運動もさせてきたか

 

年齢相応の発達をしているかのバランスを

 

見られるのだ。

 

それでも小学校受験でやる内容は

 

息子にとっては

 

年齢より半年〜1年くらい進んだことを

 

やっている感覚だった。

 

だからこそ月齢が遅いと色々不利だと

 

いうことがよくわかった。

 

 

模試が終わってお迎えに行った時

 

頑張って帰って来たわが子を

 

笑顔で迎える親もいる反面

 

 

すぐに柱の陰で追及している親も多い。

 

 

「どうだった❓何出た❓

 

出来た❓出来なかった❓」

 

 

 

息子や娘の両肩をつかみながら質問責め。

 

お母さんもマスクをしているが

 

その下はかなり引きつった表情が窺い知れる。

 

周りが全く見えていない。

 

本当に異様な光景だ。

 

本来一番自分を愛してくれる存在である

 

親から厳しい言葉で次から次へと

 

問い詰められるなんて

 

これでは子どもが壊れてしまう。

 

マスク越しのその子たちの目つきは

 

今でも忘れられない。

 

 

 

息子が通っていた塾では

 

 

子どもの成績は

親の成績と同義

 

 

と言われていた。

 

幼児だから間違えて当たり前。

 

何度も何度も繰り返しやることで

 

様々な問題に慣れ、解けるようになっていく。

 

だから間違えているということは

 

その部分を繰り返しやっていないということ。

 

もちろんふるい落とすための難しい問題は別だ。

 

 

それでも親の頑張りが子どもの成績に

 

直接影響するという話なのだ。

 

だから極端な話、子どもがペーパーで50点しか

 

取れなければ親も50点ということになる。

(実際はそこまで同義とは思わないけど)

 

子どもを責めるのはお門違いなのだ。

 

 

では年少の時からやらせていれば

 

高得点を取れるのか❓

 

それは難しい。

 

その間に親がモンスターに変身しないように

 

しっかりと自分を見失わないようにすることが

 

大前提だからだ。

 

 

わが家は息子のいい所を消してしまわないよう

 

努力していたつもりだが

 

やはり試験前は私の中のモンスターがムクムクと

 

出そうになって本当に苦しかった。

 

そのモンスターが何なのかは

 

私にも説明は出来ない。

 

でもかなりストレスだったことは覚えている。

 

 

2人目以降はお受験もかなり適当になるそうだが

 

うちは1人なので大変な経験しか残っていない。

 

出来ればあんな経験はもう二度としたくない。

 

それでも今ブログで自分の気持ちを

 

言語化しているように

 

受験を通して自分の色んな感情や弱さを

 

知ることが出来たし

 

それを見るのは怖かったけど向き合うことも出来た。

 

そのおかげで大きな壁を乗り越えることが出来た。

 

それを感じていても見ないように

 

逃げたままだとモンスターになってしまう気がする。

 

 

これを読んで小学校受験を考えるか

 

考えないかは自由です。

 

子どもの発達に一番影響を与える時期に

 

大変な思いをさせてしまうのは間違いありません。

 

それでも子どもにより良い環境をと考えるなら

 

しっかりと覚悟を決めて臨んで下さい。

 

中学受験と違い、小学校受験

 

100%親の意思でする

 

受験です

 

 

それだけはきちんと認識して欲しいと思います。