大震災の話を聞くたびに
その揺れを体験してみたいと言っていた息子。
普段から防災意識高めです。
そこで地震体験のできる施設を調べたところ
ヒットしたのが
東京都北区防災センター内にある
地震の科学館です。

建物に趣を感じながら早速中へ。
私たちが行った時は
外国人観光客の人たちも来ていました。
展示エリアでは

ショッキングな光景が。
阪神・淡路大震災を経験した人たちへの
アンケートによると
およそ32パーセントの人が
地震が起きた瞬間は
何も出来なかったと回答しました。
およそ26パーセントの人は
地震が起きた時間が早朝だったため
衣類や布団をかぶったそう。
私も今まで何度も地震に遭ったことはありますが
この規模の大地震を一度に体験する機会は
滅多にありませんのでいい経験だと思っていました。
時間になり、係の人のアナウンスで
外国人観光客のみなさんと一緒に体験コーナーへ。
元消防士の方による説明があり
改めて地震の時はどのように身を守るのかについて
教えていただきました。
すると頭の守り方から違っていたことにビックリ!
今まで私や息子が習っていたのとは違いました!
今日知識をアップデートできてよかった。
そして一緒に話を聞いていた
イギリス人の家族連れのお父さんの質問が
とてもためになりました!
地震国とそうでない国との認識の違いもわかったし、
地震保険のことも聞いていて
意識の高さが窺えました。
一緒にいた通訳の人が日本語の説明を
どう訳すのかも非常に勉強になった!
あれ?ここは訳さないの?と思った部分について
思い切って聞いてみると
笑いながら「その部分はめんどくさかったから」
と話していたのが印象的でした。
マグニチュードと震度の違いについても
詳しく説明がありました。
全ての揺れを体験できました。
どれも怖かったし逃げるなんて無理!!
やっぱり地震が起きた直後
あんな揺れでは動けないし何もできない
という答えは正しかった。
揺れ始めから3秒後にマックスの揺れに到達後
激しい揺れが2分間継続など
様々なシチュエーションを体験しましたが
ただただ必死に頭を守って下を向いていました。
本当に怖かった!
イギリス人の男の子も小さい体で
一生懸命自分の身を守っていました。
その後は煙体験のコーナーへ。
火災が起きた時
煙が建物に充満した時にどうするか
姿勢など教えていただきました。
思っていたよりも低くしなければいけないし
素早く動けなければいけない。
地震と火災、両方体験して出た結論。
足腰を普段から鍛えてないと生き残れない!!
元消防士の方のこんな状況で亡くなってしまっていた
という経験談もとても参考になり
施設自体はコンパクトながらも
ものすごく濃い経験ができました。
GWにもオススメですよ。