最近息子の夢が
絵本作家やエッセイストに変わり
(新幹線の運転士からこの変わりよう!)
ますます絵本を読み込んでいるのですが
ヨシタケシンスケさんも大好きな息子。
私の母が亡くなって以来
ヨシタケさんの
「このあとどうしちゃおう」という作品を
定期的に読み聞かせの本として持って来ます。
その中に
亡くなったおじいちゃんが残していたノートに
「(亡くなった後)みんなを見守っていく方法」
を書き残しているのですが
その中に
「風でクルクルまわるビニール袋になって」
「道でもらえるティッシュになって」
というのがあります。
それを読んで以来
息子は道で配られるティッシュを
学校帰りにもらって来たり
強風の日に
飛ばされているビニール袋を見ると
必ず私の母を思い出すそうです。
そしてこの前不思議な出来事がありました。
息子を駅まで迎えに行った帰り道
信号付近で
乗用車とトラックの事故がありました。
あともう少し急いでいたら
危なかったかもしれない。
その事故現場に
スーパーのビニール袋が落ちていたのです。
幸いスピードがあまり出ていなかったようで
運転手は二人とも無事でした。よかった!
救急車が来た時も
そのビニール袋は落ちたまま。
私と息子はしばらく様子を見守ってから
野次馬とも言いますが
現場も落ち着いてきたので
さあ帰ろうと
一瞬目を逸らしてから再びそちらを向くと
そのビニール袋はありませんでした。
風もないのに、です。
「絶対おばあちゃんがいたんだよ!
僕たちを守ってくれたんだよ!」
と息子が言います。
さすがに母もそれを信じてしまうような
出来事でした。
本当に側で見守ってくれているのかもしれない。
家にはもらってきたポケットティッシュの山。
大切に使おうね。