息子はとても優しい性格だ。
困っている人がいたらすぐ手を差し伸べる方だ。
先日クラスメイトが
水筒のお茶を派手にこぼしてしまい
すぐに息子は自分のティッシュを出したり
雑巾を使ったり動いたそうだ。
足にかかった子もいて
その子にもハンカチを渡してあげたみたい。
結局こぼした本人は
やってもらうのを見てただけに近かったらしく
息子が最後まで床を拭いていたとのこと。
その日息子は精神的に疲れ果てていた。
周りの子も騒ぐばかりで動いておらず
みんなの対応にもガッカリしてしまったらしい。
そういうことあるある!
だけどそういう時に
率先して動けるような気の利く人は
絶対人から必要とされる人なんだよ。
最後は先生が褒めてくれていたそうで
それだけが救いだと言う息子に
大丈夫。ちゃんと誰かが見ているよ。
そう伝えた。
何かをしてもらったら
お礼を言うのは当然だと思っている息子には
何も言ってくれない人のことが
相変わらず理解できないらしい。
もしかしたら恥ずかしくて言えないのかも
しれないよ。
切羽詰まって余裕がない時ほど
周りが見えないものだし。
相手の気持ちも想像できるように色々話した。
年に何度かはこうした経験をしていて
どうしてなんだろうと悩んでいる息子。
その度に話しているけれど
親としては嬉しいなと思っている。
要領だけ良い子にはなってほしくない。
不器用でもきちんと気を遣える息子には
優しさや素直さはそのままでいて欲しいなって
思ってる。
母にとっては自慢のわが子なのだから。
息子よ、お疲れ様😊