今日は久しぶりに友人と会う機会があり
たくさん話を聞いてきました。
友人の息子さんは中受経験があり
現在大学までの一貫校に通っています。
およそ9割はその大学へ進学できるらしく
定期テスト前しか勉強しないことに
頭を悩ませていました。
友人は受験期、息子さんに
テストの点数だけで褒めていたことを
ずっと後悔しているそうです。
頑張っていたことについては
ほとんど褒めたことはなかったので
息子さんには
点数だけで自分を見ていたように捉えられ
中学入学後は
家の壁にいくつもの穴が開いたとか。
だから私が息子の伴走している話を聞くと
「とにかくたくさんたくさん褒めてあげて!」
と何度も言われました。
一度入った亀裂は修復不可能で
息子さんは学校から帰ってくると
すぐ部屋にこもってゲーム。
食事の時以外
ほとんど顔を合わせることはないそうです。
まだ反抗期が続いているのかもしれない。
だけど話しながら涙ぐむ友人を見て
私はかける言葉が見つかりませんでした。
うちはスキンシップを多くする
ネガティブな声がけをしないようにする
などを心がけていると話すと
「すごくいいと思う!
もうその時は戻ってこないんだから
後悔しないようにね!」
とかなり強く言われました。
友人は息子さんの小さい頃の写真を
毎日眺めてはずっと後悔しているそうです。
褒めると一口に言っても
どこか取ってつけたような言い方や
わざとらしく聞こえてしまうことだってある。
子どもは敏感に感じているはずだ。
発達に応じた言い方を意識していても
これはなかなか難しい。
やっぱりどこかで本音が顔を出すことが
あるから。
それでもお互いに壊れてしまわないように
息子はこんなに頑張っているのだから!と
もっと褒め方を見直すきっかけをもらいました。
受験期は相談できる人もいなくて
孤独で辛かったという友人。
それでも今日話せて心が軽くなったみたい。
公開しなくてもいいから
デジタル母子手帳に綴ることを
オススメして別れました。
その経験を発信することで
別の世界が広がることもあるかもしれないよ。
これからは一人で抱え込まないで欲しいな。
ありがとう!
また会おうね。