最近読んだ面白い本について色々話してくれる息子。
昨年まではそんなことなかったので
かなり進歩している。
登場人物の話も詳細に教えてくれるようになった。
しかし息子の説明ではよくわからないことがある。
今までの母だったら
「それじゃ意味がわからないよー」
「それってこういうこと？」
と助け舟を出していた。
これだけ楽しそうに話している息子を見ると
横槍を入れてはいけないとグッと堪える。
セルフレクチャーの練習のために
息子が話している間は
ものすごく楽しそうに相槌を打って最後まで聞く。
(女優魂…！)
ひとしきり話が終わったら
母が疑問点という名目で矛盾点を聞いていく。
自分の説明のどこが足りなかったのかに
気づいてもらうことが重要だ。
話し手の頭の中にはハッキリと
映像が浮かんでいるけれど
聞き手にはその映像が浮かびづらいので
主語が足りないことが多いのだと
気づいてもらうように話を持っていく。
これが週末に近づくにつれ
母も疲れてきて
楽しそうに聞く余裕がなくなってくる。
本だけでなく、動画や自分の好きな話を
目をキラキラさせながらイキイキと話す息子。
こんな幸せな時間、そう長くはないのだから
ちゃんと受け止めなくちゃね。
だけどそろそろ主語は入れてくれー
母の方が我慢できなくなって口出ししちゃうよー
