小3松江塾ママブロガーかくこの斯斯然々【初代公認】

松江塾に通っている子どもの成長記録です。母も一緒に勉強中!

見えないけれどいるんだよ

 

母の好きだったお花をたくさん飾り

 

 

大好物だったパンも棺へ入れ

 

 

昨日書いたお手紙も入れました。

 

 

好きな色まではわかっていたけれど

 

 

私がそこまでお花に詳しくなかったので

 

 

お花は叔母に頼みました。

 

 

色とりどりの綺麗なお花を見て

 

 

もっと母の好きなお花について

 

 

聞いておけばよかったなと思いました。

 

 

お花の名前はしっかりメモしたので

 

 

これからは大丈夫。

 

 

お墓参りのたびに持って行こう。

 

 

息子は最後炉前でのお別れのあと

 

 

火葬炉の扉が閉まる瞬間が忘れられないと

 

 

家に帰ってからも泣いていました。

 

 

まだ8歳の息子にはショックな出来事だったはずです。

 

 

収骨の時も

 

 

箸渡しが終わってから

 

 

これ以上は見ていられないと

 

 

私の後ろに隠れていました。

 

 

いつも優しく笑っていた母が

 

 

骨になってしまったという現実を

 

 

受け止められなかったのでしょう。

 

 

母の骨は

 

 

あんなに痩せていたのに

 

 

頑丈でしっかり残っていて驚きました。

 

 

第2頚椎の部分は

 

 

収骨の際、「喉仏」と呼ばれるそうなのですが

 

 

喉の近くの骨にある仏様が

 

 

合掌しているように見えるということから

 

 

「喉仏」と呼ばれ、体内に仏様が住んでいる

 

 

というわけで大切にされるのだそうです。

 

 

母の「喉仏」もしっかりと残っていて

 

 

それを説明して下さいました。

 

 

家にお骨を持って帰ってくると

 

 

息子は

 

 

「やっと一緒に住めるんだね!」

 

 

と喜び

 

 

何度もお線香をあげてくれました。

 

 

そして

 

 

「ママの家族はいなくなっちゃったけど

まだ新しい家族がいるから大丈夫だよ」

 

 

と慰めてくれたあと

 

 

「おばあちゃんの魂は見えないけれど

いるんだよ。」

 

 

と言ってくれました。

 

 

この数週間、辛いことがたくさんありましたが

 

 

息子は

 

 

かなり精神的に大人になったと思います。

 

 

私の父と入れ替わるように生まれてきてくれた息子に

 

 

本当に救われました。

 

 

ありがとう。