小2松江塾ママブロガーかくこの斯斯然々【初代公認】

松江塾に通っている子どものことや自称教育ママの様々な気づき、たまに推し事について綴っています

総合病院にも「話をじっくり聞く科」が出来たらいいのにな

 

先日、お世話になっている病院の先生から

 

 

聞いた話です。

 

 

最近その先生が病気になり、

 

 

少しの間病院をお休みしていたのですが

 

 

その時に勤務先の大学病院から

 

 

そろそろ後継者を育てたらどうか

 

 

と提案されたそうなのです。

 

 

先生によれば、今まで候補者は何人かいたそうですが

 

 

治療は得意でも

 

 

コミュニケーション力が不足しているため

 

 

患者が質問しても適切に答えられないことがあり、

 

 

それが原因で患者が離れていくことが多い

 

 

とおっしゃっていました。

 

 

若い先生は診察中にパソコンでカルテを見ながら

 

 

患者をできるだけ早く処理してしまうため、

 

 

結果コミュニケーションを取るのが難しい

 

 

という声もありました。

 

 

確かに、患者の立場からすると

 

 

病気になると不安になり

 

 

色々なことを知りたいし聞きたくなります。

 

 

しかし十分なコミュニケーションがとれないと

 

 

それがストレスになることも理解できますよね。

 

 

反対に医師の立場からすると、

 

 

1日に多くの患者を診る必要があり、

 

 

1人に時間をかけられないという現実もあります。

 

 

高齢者が増える中、

 

 

待ち時間がますます長くなることが予想されます。

 

 

今だって病院といえば1日仕事

 

 

という印象は拭えません。

 

 

そこで、私は考えたのです。

 

 

何科に行ったらいいのかという相談窓口が

 

 

出来たように

 

 

病気や色々な症状に対する不安や不満を

 

 

とことん聞いてもらえる

 

 

「話をじっくり聞く」ためだけの科を

 

 

新設するのはどうでしょうか。

 

 

医師免許は持っているけど

 

 

手術は苦手というような医師だっているはずです。

 

 

専門的知識があるからこそ患者さんに

 

 

寄り添って、親身に話を聞いてもらえるのでは。

 

 

専門的に担当する診療科の中の

 

 

「話をじっくり聞く」科。

 

 

 

患者さんの話に耳を傾け、

 

 

必要に応じて専門外のことは

 

 

別の担当医に繋げることができれば

 

 

たらい回しにならずに済むかもしれません。

 

 

このような会社のようなシステムの

 

 

診療科が実現出来るかどうかは分かりませんが

 

 

病院もますます独自性が求められてくる時代です。

 

 

新しい試みが求められているのは確かですよね。

 

 

1人でも多くの患者さんが

 

 

納得いくまで話を聞いてもらえる日が来たら

 

 

病気になった時にもっと前向きに考えられる人が

 

 

増えていきそうです。